企てが動き出した
惑星の清掃夫たち
背負う男 実家暮らし
水平線は屋根の上
夜に寄る所
親子の会話は続かない
魚かな
みんなおんなじ
いつかのごとくに
祝いの大地
春めく心
かわらないよ
訪れる心 去る心
机上の日常
みんな悲しみを知っている
悔しさと行く
日帰り世逃げ
手紙を送る
気の向くままに乗り換えて
敢えて会え
星空演奏会 空席多し
素朴な大木
いつだって空はある
夕暮れが包む夏
ヘビはヘビィ~
きっとどこかで会えるはず
人知れず灯る優しさ
時代を追わぬ家
爆弾の群れが空を泳ぐ
秋の足音
春を貼る
無人塔
育つ影
実家へ
?
何はともあれ日本であれ
あせらずにあせをかけ
BAR空白
島の旅
私が実家に残るから
虹む夜
絵になる二人だ
北に風を
雨の木差し
童話の世界に赴いて
地面雲
白黒下校
生まれた家庭に花が咲く
口走る鳥
十代の気分で
避けられぬ酒
温もりを背負ってた
北埴輪
人と人と人
黄昏を暮れる時
「かつて」を葬むり「やがて」を迎える
自然と笑おう
一度きりの風景
ヤツはラッパー
空に浮かぶは
モアイメモ
月が湖に寄道を
セピアなピアノ
しばらく芝を
kawazu
晩酌までの登坂
親から子供へ
雲の出所
su-ru-me
文字の住む町
互いの事を
群れて 比べて 拗れてく
「あ!!」
そして海辺に帰り着いた
色々あって切れない人々
懐旧の浜辺
誰かが凧を飛ばしてる
路頭に迷う風景
食べよう
残された足跡は
真夜中の出発
風を聴く
片隅の卓球台
眺めを部屋に
陸地の灯台
今に立っている
昨日を忘れた日用品たち
部屋に別れを
海を臨む家
薄れる記憶と静かな願い
半身浴の泉にて
霧は静かに消えていく